化学物質の熱的危険性の分類

マーク 物質の持つ
危険性の分類
説明
EDS 分解爆発
(衝撃)
  • 摩擦や衝撃などにより急激に分解または分解爆発する物質
EDP 分解爆発
(光)
  • 光(可視光領域)により急激に分解または分解爆発する物質
EDT 分解爆発
(熱)
  • 熱的な刺激(炎や火花を含む)により急激に分解または分解爆発する物質
EDZ その他
分解爆発
  • 上記3分類以外の刺激で分解または分解爆発する物質
  • 分解、分解爆発による事例があるが詳細な原因が記述されていない物質
EP 重合
  • 微量成分や熱、光により容易に重合反応が起き、急激な重合熱の発生や解重合の生じる物質
EOC 酸化燃焼
  • 空気などの酸化性気体と接触して容易に燃焼する物質
EOE 酸化爆発
  • 空気などの酸化性気体と可燃性混合気体やミスト混合物を形成して容易に爆発する物質
  • 粉塵爆発事例があるかあるいは容易に粉塵爆発を起こすことが知られる物質
EOA 酸化蓄熱発火
  • 酸化熱が蓄積した結果、発火する物質(自然発火性物質の生成も含む)
EOI 酸化発火
  • 単体で、酸化性気体(空気含む)と接触した瞬間に発火する物質(自然発火性物質:例えば、黄リン、シランガスなど)
EOU 酸化爆発物生成
  • 容易に爆発危険性物質を生成する物質
  • 単体で、過酸化物などの自己反応物質を生成または発熱する物質
ES 合成
  • 合成中に異常反応によるエネルギー発生や危険な中間体を生成する可能性または事例報告がある物質
EME 混合爆発
  • 酸化性気体以外の酸化性物質との接触による爆発危険性をともなう物質
  • 水との混合(混触)により爆発する物質
EMT 混合発熱
  • 酸化性気体以外の酸化性物質との接触による発熱危険性をともなう物質(発熱するだけで、発熱の結果、爆発したり発火したりする物質は含まない)
  • 水との混合(混触)による発熱する物質
  • 混合(混触)した状態で衝撃や加熱などにより発熱に至る物質
EMI 混合発火
  • 酸化性気体以外の酸化性物質との接触による発火危険性をともなう物質
  • 水との混合(混触)により発火する物質
  • 混合(混触)した状態で衝撃や加熱などにより発火に至る物質
EMU 混合爆発物生成
  • 支燃性液体または固体との混合により生成される爆発性物質
EMD 混合分解
  • 支燃性液体または固体との混合により分解する物質
EZE その他の爆発
  • 爆発事例はあるが詳細が不明の物質
NC 腐食
  • 腐食性を持つ物質
NMH 混合有害物生成
  • 物質の混合により有害物質を生成する物質
ZH 酸化性物質
  • 酸化性液体、酸化性固体
  • 消防法危険物で第1、6類に該当するものか、還元剤とのMRHが計算されているもの(これによる事故はエネルギー放出を伴う、可燃物との混合危険と重複させない)
ZZ その他
  • 上記危険性に相当しない危険性を持つ物質
注1) 引き金事象や詳細が不明あるいは文章から引き金事象が推測できそうであっても 「危険性分類」に確信が無ければ「その他の危険性(ZZ)」に当てはめる。
注2) 「酸化」は酸素や二酸化炭素などの酸化性気体を意味する(液体、固体は含まない)

エネルギー放出(E) 分解(D) 衝撃(S)
光(P)
熱(T)
その他(Z)
重合(P)
酸化(O) 燃焼(C)
爆発(E)
蓄熱発火(A)
発火(I)
爆発物生成(U)
合成(M)
混合(M) 爆発(E)
発熱(T)
発火(I)
爆発物生成(U)
分解(D)
その他(Z) 爆発(E)
エネルギー非放出(N) 腐食(C) 有害物質生成(H)
混合(M)
その他(Z) 酸化剤(H)
その他(Z)
注) 図の左からアルファベットをつなげたものが表中のマークに対応する。