事例 ID
6708
発生年月日
2006-01-17
事故名称
製油所で原油タンク洗浄中に爆発
発生国
日本
地名
愛媛県 / 今治市
事故概要
製油所で高さ24.3m,内径75.5m,容量10万klの縦置き円筒型浮屋根式原油タンクの内部洗浄中に爆発が起きた。マンホール保温外板,フォームシールに亀裂が入り,入槽用仮設足場,キャプタイヤケーブルが焼損した。洗浄していた協力会社の作業員7名のうち,5名が死亡し,2名が軽傷を負った。警察および事故調査対策委員会の調べでは,浮き屋根が底部から1.9m程度になるまで原油を抜き,底部20-30cmに溜まったスラッジ約810klを軽油を使って溶解させ,スラッジを回収する作業を行っていた。人体および工具に帯電した静電気,投光器および配線の漏電などによるスパーク,鋼製工具,機材接触による火花などが着火源となりスラッジから気化した可燃ガスに引火した可能性がある。再発防止策として,極力無人で洗浄する工法の採用,入槽時の許可基準の安全性強化,タンク内への電気機器などの持ち込み制限の強化,協力会社とのコミュニケーションの強化などが公表された。